1. CMSとはなにか
1.1 CMSとは
CMS(コンテンツマネジメントシステム)
はWebサイトを簡単に構築・維持管理するためのシステムです。WebサイトはHTML・CSSなどの専門技術が必要ですが、CMSをつかうことでこのような技術を知らなくてもWebサイトを管理・運営できるようになります。
Webサイトを構築するには、コンテンツとWebデザインの2つが必要です。
コンテンツとは、実際にWebに表示されるものすべてのこと。ニュースや技術文書、ここのCMSの説明のような文章、写真・イラストなどの画像。動画やFLASHなどの動的コンテンツなどがあります。
上記のコンテンツをどのように表示するかがWebデザインです。WebではHTML・CSSといった専門の言語・技術により画像や文章の表示の仕方を決めます。このため、Webの見た目を決めるデザインと、それを実際のWebサイトとして実現するマークアップエンジニアが必要でした。
従来のWebサイトでは、Webサイトの更新は手作業でした。
このサイトもそうですが、書いた記事に合わせてWebの見た目が崩れないようにHTMLやCSSを書いてサーバにアップロードしています。このため、記事の追加といった簡単な作業でもHTMLやCSSを理解した専門の技術者が必要だったのです。
CMSは、WebサイトにHTMLを適用しアップロードするという作業を自動で行います。従来のWebデザイナーが行っていた部分をコンピュータが行うため、HTMLをしらないライターや編集者でもWebサイトの維持・管理ができるようになります。
CMSではWebサイトのデザインをテンプレートという方式で持っています。テンプレートを使うことで新しいページも自動的に現在のデザインに合わせた形で提供されます。今までのように、現在のWebサイトに合わせて記事用のページを作る必要がないのです。
現在のWebサイトは、コンテンツが膨大に増えて管理が大変になってきています。CMSは、現代のサイト構築で必須のシステムだといえるでしょう。
1.2 CMSの種類
CMSは目的別にいくつかの種類があります。また、商用の製品版CMSとオープンソースのCMSがあります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットがあるため目的に合わせてCMSを使うと良いでしょう。
CMSには以下の種類があります。
- 汎用CMS
-
デザインが自由に変更できるCMS。自分の目的に添ったWebデザインができるほかにもマルチユーザー対応やマルチリンガル対応など様々な機能がある。
欠点としては、設置やデザインに専門知識が必要なこと。商用のWebサイト作成時などに役に立つ。 - Wiki
-
Wiki記法というどくとくな書き方でWebサイトを作成することができるシステム。ページの作成が簡単なことが特徴で、Wikipediaや情報をまとめるさいのポータルとして利用されている。
MediaWiki,PukiWikiなどが良く使われている - Blog
- いわゆる日記タイプのサイトが作成できるシステム。CMSの一種ではあるがBlogで定着している。Movable Typeが有名でよく使用されているほかに、ASP形式でサービスが提供されている。
- SNS
- ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略。コミュニティ型のCMSでmixiが有名。マイミクといわれるように会員内で仲間とのコミュニケーションをとることが主な目的となる。
- eCommerce
-
ネットショップなどのECサイトを構築するためのシステム。通常のCMSのほかに商品管理・ショッピングカート・在庫管理などのコマース用の機能が入っている。
日本では、EC-CUBEやZen Cartなどが使われている。
2. 参考資料
2.1 Webサイト
以下のサイトが参考になります。
- IT用語辞典 e-Words - CMS
- 用語辞典によるCMSの解説。CMSの概要をつかむことができる。
- Wikipedia - コンテンツマネージメントシステム
- WikipediaによるCMSの解説。さまざまなCMSを紹介している。